アロマ初心者に最初におすすめしたい3種の精油と活用術

ハーブティーにハマったのをきっかけに、アロマオイルにも目覚めたいちこです、こんにちは。

今日は、これからアロマオイルをためしてみたい方に最初におすすめしたい精油を3つご紹介します。

私も最初はどの精油を選べばいいか迷いまくりでしたが、これから紹介する3つは普段から使うことが多く、基本のキともいえるアロマオイルです。

目次

まずは一家に一本万能ラベンダー

ラベンダーは、シソ科の植物で、その花と葉から精油が抽出されます。科学的な名前は「真正ラベンダー」。

紫色の可愛らしい花と甘くて穏やかな香りが特徴です。

ラベンダーの産地と抽出方法

主な産地はフランス、オーストラリア、ブルガリアなど。水蒸気蒸留法という方法で精油を抽出します。

ここで、抽出に使われる水蒸気蒸留法について詳しく説明しますね。

水蒸気蒸留法は、精油を抽出する最も一般的な方法で、簡単に言うと、植物を蒸して、その蒸気から精油を取り出す方法です。

  • 大きな釜に植物材料(例えばラベンダーの花)を入れます。
  • 釜の下から蒸気を通します。
  • 熱された植物から精油が蒸気と一緒に出てきます。
  • この蒸気を冷却器に通して液体に戻します。
  • 精油は水より軽いので、水面に浮かびます。
  • 浮いた精油を集めて、これが私たちの使う精油になります。

ラベンダーの効果効能

ラベンダーは本当に様々な効能があって、ぜひ一家に1本備えておくと、色々な場面で役になってくれます。

ラベンダーの主な効果効能

  • 鎮静作用:神経を落ち着かせ、リラックスを促進します。

  • 鎮痛作用:頭痛や筋肉痛などの痛みを和らげます。

  • 抗炎症作用:肌の炎症を抑え、傷の治りを早めます。

  • 殺菌作用:細菌の繁殖を抑制し、衛生面でも活躍します。

  • 睡眠改善:不眠症の改善に効果があると言われています。

  • ストレス解消:心理的なストレスを軽減する効果があります。

私も仕事で疲れた日は、お風呂にラベンダーオイルを数滴たらして、至福のひとときを過ごします。疲れがスーッと抜けていくのを感じられますよ。

ラベンダーの歴史

ラベンダーの歴史は古く、紀元前から人々に愛用されてきました。

  • 古代エジプト:ミイラ作りに使用され、クレオパトラも愛用したと言われています。

  • 古代ローマ:入浴剤や香水として使用されました。「ラバーレ(洗う)」というラテン語が語源です。

  • 中世ヨーロッパ:ペストの予防薬として重宝されました。

  • 19世紀:イギリスのビクトリア朝時代に大流行し、香水や化粧品の原料として使われました。

日本では昭和初期から栽培が始まり、現在では北海道の富良野が有名なラベンダーの産地となっています。富良野のラベンダー畑、一度は行ってみたいですよね!

使い方いろいろ

  • リラックスタイム:寝る前にディフューザーで香りを楽しむ

  • スキンケア:肌トラブルにオイルを薄めて塗る

  • 虫よけスプレー:水とエタノールで希釈して使用

  • ルームスプレー:水で薄めてスプレーボトルに入れる

  • マッサージ:キャリアオイルで希釈してマッサージに使用

ハンカチに1滴たらして持ち歩くこと。電車の中でこっそり香りを楽しんでいます(笑)

注意点

ラベンダーは安全性が高いですが、種類によって効果が違います。「真正ラベンダー」を選ぶようにしましょう。

また、妊娠中の方は使用前に医師に相談することをおすすめします。

頼れる一本。抗菌力のティートリー

ティートリーは、フトモモ科の植物で、その葉から精油が抽出されます。フレッシュでスパイシー、インパクトのあるグリーン系の香りが特徴です。

主な産地はオーストラリアとジンバブエ。ラベンダーと同じく水蒸気蒸留法で抽出します。

ティートリーは、強力な抗菌、抗ウィルス作用などで知られています。

ティートリーの効果効能

ティートリーの主な効果効能

  • 抗菌作用:細菌の繁殖を抑制します。

  • 抗真菌作用:カンジダなどの真菌に効果的です。

  • 抗ウイルス作用:ウイルスの活動を抑制します。

  • 免疫系強化:体の防御力を高めます。

  • 消炎作用:炎症を抑える効果があります。

  • 殺虫作用:ダニやシラミなどの駆除に効果的です。

私も風邪をひきそうなときは、ティートリーの芳香浴をして予防しています。

ティートリーの歴史

ティートリーの歴史は、オーストラリアの先住民族アボリジニとともに始まります。

  • 古代:アボリジニが葉を砕いて傷の治療に使用していました。

  • 18世紀末:イギリスの探検家ジェームズ・クックが発見し、船員の壊血病対策として使用しました。

  • 20世紀初頭:オーストラリアの科学者が抗菌作用を発見し、研究が進みました。

  • 第二次世界大戦:フランス人医師のジャン・パルネが負傷兵の治療に使用し、その効果が広く知られるようになりました。

使い方いろいろ

  • 空気清浄:ディフューザーで部屋の空気をきれいに

  • スキンケア:ニキビケアや水虫対策に希釈して使用

  • 掃除:水に数滴混ぜて拭き掃除に使用

  • 虫除け:虫除けスプレーとして使用

私のおすすめは、掃除のときに使うこと。水に数滴混ぜて拭き掃除すると、家中がさわやかな香りに包まれます。

注意点

強力な精油なので、使用量や回数に注意が必要。ティートリーは原液での使用を避け、必ず希釈してください。

皮膚刺激や炎症を起こす可能性があるため、敏感肌の方は特に注意が必要です。

妊娠中や授乳中の使用は控えめにし、医師に相談しましょう。

内服は絶対に避け、目や粘膜への接触にも注意が必要です。アレルギー反応に注意し、初めて使用する際はパッチテストを行ってください。

元気をチャージ!オレンジ・スィート

ミカン科の植物で、果皮から精油が抽出されます。甘くてフルーティーな香りが特徴で、フレッシュな香りを嗅いでいると元気がでるんです。

オレンジ・スィートは、心身両面でポジティブな効果をもたらします。

主な産地はイタリア、ブラジル、アメリカ。圧搾法という方法で抽出します。

果皮を絞って油分を取り出すのですが、想像するだけでジューシーな気分になりませんか?

私たち日本人は、みかんやゆず、甘夏などの柑橘系の香りに馴染みがあり、子供の頃からその香りに触れているから、安心感があります。

オレンジ・スィートの効果効能

気分を明るくしてくれるだけでなく、消化器系の不調も和らげてくれるんです。私も仕事で疲れた時、オレンジの香りをかいで元気をチャージしています。

  • 鎮静作用:心を落ち着かせ、リラックスを促進します。

  • 抗菌作用:細菌の繁殖を抑制します。

  • 加温作用:体を温める効果があります。

  • 食欲増進作用:食欲を促進し、消化を助けます。

  • 気分上昇効果:心を明るく、前向きにします。

  • 抗酸化作用:フリーラジカルから体を守ります。

オレンジ・スィートの歴史

オレンジの歴史は古く、その香りは世界中で愛されてきました。

  • 古代中国:紀元前から栽培され、貴重な果物として扱われていました。

  • 中世ヨーロッパ:十字軍によって伝えられ、貴族の間で人気を博しました。

  • ルネサンス期:香水の原料として広く使用されるようになりました。

  • 19世紀:精油の抽出技術が発達し、アロマテラピーに使用されるようになりました。

使い方いろいろ

  • 気分転換:ディフューザーで香りを楽しむ

  • バスタイム:入浴剤に数滴混ぜる

  • マッサージ:キャリアオイルで希釈してマッサージ

  • ルームスプレー:水で薄めてスプレーボトルに入れる

  • クレンジング:洗顔料に1滴混ぜて使用

朝目覚めたら嗅いで、元気を注入しています。

注意点

柑橘系の精油は酸化しやすいので、開封後は6ヶ月以内に使い切るのがベスト。

古くなると、せっかくのフレッシュな香りが失われてしまいます。また、光毒性があるので、使用後は直射日光を避けましょう。

アロマライフを楽しむための注意事項

  1. 少量から始める:精油は強力です。最初は控えめに使いましょう。

  2. 希釈して使う:原液を直接肌につけない。必ずキャリアオイルで希釈してから使用しましょう。

  3. パッチテストを忘れずに:新しい精油を使う前は、必ず腕の内側などでパッチテストを。

  4. 楽しむこと:アロマは心と体を癒すもの。肩の力を抜いて楽しんでくださいね。

  5. 内服しない:精油は非常に濃縮されているので、絶対に飲まないでください。

  6. 光や熱に注意:精油は変質しやすいので、冷暗所で保管しましょう。

  7. 妊娠中・授乳中の使用は控えめに:使用前に必ず医師に相談しましょう。

アロマオイルの選び方

アロマテラピーは、古代から続く伝統的な療法ですが、現代医学との融合も進んでいます。

アロマオイルを選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。

  1. 純粋な精油を選ぶ:人工香料ではなく、100%天然の精油を選びましょう。

  2. 原産地を確認:各精油に適した産地のものを選ぶと、より高品質なものが手に入ります。

  3. 信頼できるブランドを選ぶ:品質管理のしっかりしたメーカーの製品を選びましょう。

  4. 使用目的に合わせて選ぶ:リラックス用、美容用など、目的に合った精油を選びましょう。

まとめ:厳選3種の精油から始めるアロマライフ

  1. ラベンダー:リラックスタイムに

  2. ティートリー:健康ケアの強い味方

  3. オレンジ・スィート:気分転換に

これら3つの精油は、使いやすく出番の多いので、アロマ初心者でも安心して楽しむことができると思います。

私も最初はこの3つから始めて、今ではたくさんの種類の精油コレクションになりました

終わりに

アロマテラピーの世界は本当に奥深く、魅力的です。この記事で紹介した精油は、入り口であって、まずはこの3つあたりから始めれば、アロマの素晴らしさを体感できるはず。

私自身、アロマとの出会いによって、日々の生活がより豊かになりました。

ストレス解消や睡眠の質の向上、さらには風邪予防まで、アロマは私の生活に欠かせない存在となっています。

みなさんも、自分に合うものを見つけて、素敵なアロマライフを始めてみてください。香りの世界で、心と体をリフレッシュしましょう!

それでは、良い香りに包まれた素敵な1日を!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次