みかんの皮の驚くべき効果と活用法!健康・美容・家事に役立つ秘訣

みなさんは、みかんを食べた後、皮は捨てていますか?

実は、そのみかんの皮には驚くほどの効能がって、健康、美容、そして家事にまで活用できるんです。

今日は、みかんの皮に含まれる栄養素や、その多様な活用法についてまとめました。

目次

みかんの皮に含まれる栄養素

日常的にみかんの皮を摂取すると、風邪やインフルエンザなどの感染症に対する抵抗力を高めることができます。

また、みかんといえばビタミンC。ビタミンCはストレス軽減にも効果があるそうなんです。

ビタミンCの豊富さ

みかんの皮には、果肉の3~4倍ものビタミンCが含まれていて、100グラムあたり約150mgも含まれているんです。

これは1日の推奨摂取量をはるかに上回ります。

ビタミンCは強力な抗酸化作用があるので、免疫システムを強化し、コラーゲン生成の促進してくれて、活性酸素による細胞のダメージを防ぐ働きもあります。

食物繊維による消化促進


みかんの皮は食物繊維が豊富なんです。100グラムあたり約10グラムの食物繊維が含まれていて、大人の1日の推奨摂取量の約3分の1にあたります。

食物繊維には水溶性と不溶性の2種類がありますが、みかんの皮にはその両方が含まれているので、便秘解消にピッタリなんですね。

水溶性食物繊維は、腸内細菌のエサになって善玉菌を増やすので、腸内環境が改善されて免疫力もUP。

不溶性食物繊維は、腸のぜんどう運動をうながし、スムーズなお通じに導いてくれます。

食物繊維には食後の血糖値の急上昇を抑える効果もあるから、ダイエットや糖尿病の予防にも役立ちます。

フラボノイドの抗酸化作用


みかんの皮には、フラボノイドが豊富に含まれて、これらの成分は強力な抗酸化作用があるので体内の有害な活性酸素を除去する働きがあります。

血管を強化して血流を改善する効果もあるんです。

抗炎症作用もあるので、慢性的な炎症から起きる様々な病気のリスクを減らす可能性があります。

みかんの皮に含まれるフラボノイドを日常的に摂取することで、がんや心臓病などの生活習慣病のリスクが減るそうなんです。

みかんの皮が体に良い理由


みかんの皮に含まれる栄養素は、免疫システムを強化します。

ビタミンCとフラボノイドの相乗効果で、白血球の機能を活性化するので、体内に侵入したウイルスや細菌に対する防御力を高めてくれるんですよ。

さらに過剰な炎症反応を抑えて、免疫システムのバランスを整えてくれます。

風邪の季節にみかんの皮を積極的に摂取すると、風邪やインフルエンザなどの感染症にして抵抗力を高められるそうなんです。

美肌効果と老化防止


みかんの皮に含まれる栄養素って、お肌の若々しさを保ってくれるんですよ。

ビタミンCがコラーゲンの生成を促進してくれるから、シワやたるみの予防できるんです。

それから、ビタミンCとフラボノイドが、紫外線や環境汚染による酸化ストレスから肌を守ってくれるので、シミやそばかすができるのを防いでくれるわけです。

さらに、みかんの皮に含まれる食物繊維は腸内環境を整えて、肌トラブルの原因となる毒素の排出もしてくれるとか。

デトックスまでしてくれて、コラーゲンも増やしてくれて、なんて安上がりな肌ケアなんでしょうか。

血行促進と冷え性改善


みかんの皮に含まれるフラボノイドは血行を促進する効果があります。

血管を拡張し、血液の流れをスムーズにする働きがあるので、手足の冷えや、肩こり、むくみなどの症状を緩和することができます。

血行が良くなると体の隅々まで酸素や栄養が行き渡りやすくなり、代謝の向上にもつながります。

みかんの皮を活用することで、体を芯から温め、快適な日常生活をサポートすることができるでしょう。

みかんの皮の活用

みかんの皮は料理やお掃除にも活用できるんです。さらには美容にも役に立つし、ほんとに皮を捨てちゃうのがもったいないと思います。

いくつか利用法をご紹介しますね。

料理での活用方法

みかんの皮を使ったドレッシング


みかんの皮を細かく刻んでサラダドレッシングに加えると、香りと風味が増します。

材料

  • みかんの皮(細かく刻んだもの) 大さじ1
  • オリーブオイル 大さじ2
  • 白ワインビネガー 大さじ1
  • はちみつ 小さじ1
  • 塩 少々
  • 黒こしょう 少々

作り方

  1. 全ての材料をボウルに入れ、よく混ぜ合わせます。
  2. 冷蔵庫で30分ほど寝かせると、より風味が増します。

このドレッシングは、グリーンサラダはもちろん、鶏肉や魚介類を使ったサラダにもよく合います。

みかんの皮の苦みが、全体の味を引き締め、より深みのある味わいになるんです。

みかんの皮のピクルス


みかんの皮を使ったピクルスは、箸休めや付け合わせとして活用できる優れものです。

材料

  • みかんの皮(白い部分を取り除き、細切りにしたもの) 2個分
  • 酢 100ml
  • 砂糖 50g
  • 塩 小さじ1/2
  • ローリエ 1枚
  • 黒こしょう(粒) 5粒

作り方

  1. 鍋に酢、砂糖、塩を入れて火にかけ、砂糖が溶けたら火を止めます。
  2. 1の液が冷めたら、みかんの皮、ローリエ、黒こしょうと一緒に清潔な瓶に入れます。
  3. 冷蔵庫で1週間ほど寝かせれば完成です。

このピクルスは、サンドイッチの具材や、魚料理の付け合わせとしても美味しくいただけます。

みかんの皮の苦みが和らぎ、さっぱりとした味わいになります。

みかんの皮を使ったスイーツ


みかんの皮は、スイーツ作りにも活用できます。特に人気なのが「みかんピール」です。

材料

  • みかんの皮 2個分
  • 砂糖 100g
  • 水 100ml
  • チョコレート(お好みで) 100g

作り方

  1. みかんの皮を細長く切り、白い部分を軽く削ぎ落とします。
  2. 鍋に水を入れ、みかんの皮を入れて沸騰させます。沸騰したら5分くらい煮ます。湯を捨てる、この茹でこぼし作業を2-3回繰り返します。
  3. 新しい鍋に水と砂糖を入れ、火にかけて砂糖を溶かします。
  4. 3にみかんの皮を入れ、弱火で15分くらい煮詰めます。
  5. みかんの皮が透き通ってきたら火を止め、天板にオーブン用シートを敷き、重ならないように並べる。
  6. 100℃に熱したオーブンで20~30分加熱。オーブンから取り出し、粗熱をとる。
  7. 乾燥させたみかんピールにチョコレートをコーティングすれば完成。(チョコレートでなくても、グラニュー糖をまぶしてもおいしいです。)

このみかんピールは、そのまま食べても美味しいですし、ケーキやクッキーの生地に混ぜ込んでやいても香りがさわやかで美味しいスイーツに仕上がります。

甘夏、伊予柑、レモンなどもピールにするとおいしいので、ぜひ利用してみてください。

みかんの皮で作るジャム


みかんの皮を使ったジャムは、パンはもちろん、ヨーグルトやアイスクリームのトッピングとしても楽しめます。

材料

  • みかんの皮(白い部分を薄く削ぎ落としたもの) 4個分
  • 砂糖 200g
  • レモン汁 大さじ1
  • 水 100ml

作り方

  1. みかんの皮を細かく刻みます。
  2. 鍋に水を入れ、みかんの皮を加えて10分ほど煮ます。
  3. 砂糖を加えて弱火で30分ほど煮詰めます。
  4. とろみがついてきたら、レモン汁を加えてさらに5分ほど煮ます。
  5. 粗熱を取り、清潔な瓶に移して冷蔵庫で保存します。

このジャムは、みかんの皮の爽やかな苦みと甘さのバランスが絶妙です。

美容への利用法

みかんの皮でパックもできるし、バスソルトも作れます。さらにヘアケアまでできてしまうんですよ😊

みかんの香りでとてもリラックスできて癒されます。

みかんの皮のフェイスマスク


みかんの皮を使ったフェイスマスクは、肌に潤いと栄養を与える自然派スキンケアアイテムです。

材料

  • 乾燥させたみかんの皮(粉末状) 大さじ1
  • プレーンヨーグルト 大さじ2
  • はちみつ 小さじ1

作り方:

  1. 全ての材料をボウルに入れ、よく混ぜ合わせます。
  2. 洗顔後の清潔な肌に塗り、15-20分ほど置きます。
  3. ぬるま湯でやさしく洗い流します。

このフェイスマスクは週に1-2回使用するのがおすすめです。

みかんの皮に含まれるビタミンCが肌のくすみを取り、ヨーグルトの乳酸菌が肌を整えます。

はちみつの保湿効果も加わり、しっとりとした肌に導いてくれます。

みかんの皮のバスソルト


みかんの皮を使ったバスソルトは、リラックス効果と美肌効果を兼ね備えたアイテムです。

材料

  • 乾燥させたみかんの皮(粉末状) 大さじ2
  • エプソムソルト 1カップ
  • 重曹 大さじ2
  • エッセンシャルオイル(オレンジやレモン) 5-10滴(お好みで)

作り方

  1. 全ての材料をボウルに入れ、よく混ぜ合わせます。
  2. 清潔な瓶に移して保存します。

使用方法:
お風呂のお湯に大さじ2-3杯を溶かし、15-20分ほど浸かります。

このバスソルトは、みかんの皮の香りでリラックス効果を、エプソムソルトで血行促進と筋肉の疲労回復効果を、重曹で肌の角質除去効果を得ることができます。

冷え性の方や、疲れが溜まっている方におすすめです。

みかんの皮を使ったヘアケア


みかんの皮は、ヘアケアにも活用できます。みかんの皮で作ったリンスは、みかんの皮に含まれるビタミンCが頭皮の血行を促進し、健康的な髪の成長を助けます。

また、フラボノイドの抗酸化作用により、紫外線や環境ストレスから髪を守る効果も期待できます。さらに、みかんの爽やかな香りが気分をリフレッシュさせてくれるでしょう。

材料

  • みかんの皮 2個分
  • 水 500ml

作り方:

  1. みかんの皮を細かく刻み、鍋
  2. みかんの皮を細かく刻み、鍋に水と一緒に入れます。
  3. 中火で15分ほど煮出します。
  4. 火を止めて冷ます。
  5. ザルでこして、清潔な容器に保存します。

使用方法
シャンプー後、このリンス液を髪全体になじませ、数分置いてからすすぎます。

みかんの皮を使った簡単レシピ

食べるだけじゃなく、みかんの皮をお茶として飲むこともできます。みかんの皮は乾燥させてお茶にします。

このお茶は、みかんの皮に含まれるビタミンCやフラボノイドが、健康をサポートし、心身をリフレッシュさせてくれます。

みかん皮茶の作り方


みかん皮茶は、体を温め、リラックス効果をもたらすお茶として知られています。

材料

  • 乾燥させたみかんの皮 5g(小さじ1程度)
  • 熱湯 200ml
  • はちみつ(お好みで)

作り方:

  1. 乾燥させたみかんの皮をティーバッグまたはティーポットに入れます。
  2. 熱湯を注ぎ、5分ほど蒸らします。
  3. お好みではちみつを加えて完成です。

寒い季節や、風邪気味のときに飲むと効果的です。

みかんの皮に含まれるリモネンには、ストレス軽減効果もあるとされているので、忙しい日々の中でのリラックスタイムにもぴったりです。

このジャムを湯で溶いて飲めば、手作りのみかんティーとしても楽しめます。

みかんの皮を使ったお掃除方法

みかんの皮は、キッチンの油汚れを落とすのに効果的です。

特にコンロや換気扇周りの頑固な油汚れに力を発揮します。部屋全体に爽やかな香りが広がり、同時に消臭効果も期待できます。

キッチンの油汚れに

材料

  • 乾燥させたみかんの皮(粉末状) 大さじ2
  • 水 大さじ1

作り方と使用方法

  1. みかんの皮の粉末と水を混ぜ、ペースト状にします。
  2. このペーストを油汚れの部分に塗り、15分ほど置きます。
  3. 湿らせた布で拭き取ります。

みかんの皮に含まれるリモネンという成分には、油分を分解する効果があります。

この掃除法は、化学洗剤を使わないので、環境にも手肌にも優しいですね。

消臭効果を活かした掃除法

みかんの皮には消臭効果があり、部屋や冷蔵庫の匂いを和らげるのに役立ちます。

乾燥させるだけなので、すごく簡単。消臭については、乾燥させたみかんの皮を小袋に入れ、冷蔵庫や靴箱に置くだけ。

みかんの皮を煮出したお湯をは、拭き掃除に役立ちます。

作り方(みかんの皮の煮出し液)

  • みかんの皮 2個分
  • 水 1リットル
  1. みかんの皮を大きめに切り、鍋に水と一緒に入れます。
  2. 沸騰させてから弱火で15分ほど煮ます。
  3. 火を止めて冷まし、ザルでこします。

この煮出し液を雑巾やモップにつけて床を拭くと、部屋全体に爽やかな香りに包まれるんです。

特に、ペットのいる家庭や、タバコの匂いが気になる場所での使用がおすすめです。

みかんの皮の保存方法と注意点

みかんの皮を長期保存するには、適切な乾燥が鍵となります。その後小分けにして冷凍し、必要な分だけ取り出して使うと便利です。

みかんの皮を長持ちさせる保存法

  1. みかんの皮を薄く剥ぎ、白い部分(アルベド)を軽く削ぎ落とします。
  2. 天日干しか、低温のオーブン(50℃程度)で完全に乾燥させます。
  3. 乾燥したみかんの皮は、密閉容器に入れて冷暗所で保管します。

このように保存すれば、3~6ヶ月は問題なく使用できます。また、冷凍保存も可能です。

みかんの皮を使用する際の注意点

みかんの皮を活用する際は、いくつか注意が必要です。

みかんの皮を使用する際、アレルギー反応が出る可能性があります。

特に、柑橘類に対してアレルギーを持っている方は注意が必要です。

初めて使用する際は、少量から試し、異常がないか確認することが大切です。

  1. 農薬の残留

    購入したみかんの皮を使用する場合は、よく洗浄してから使用します。可能であれば、無農薬やオーガニックのみかんを選びましょう。
  2. アレルギー反応

    初めて使用する際は、少量から試すことをおすすめします。柑橘類にアレルギーのある方は使用を避けてください。
  3. 肌への使用

    美容目的で使用する場合は、事前にパッチテストを行いましょう。
  4. 過剰摂取に注意
    食用として摂取する場合、多量に摂取すると胃腸に負担をかける可能性があります。適量を守りましょう。

みかんの皮は食べても良い?

みかんの皮は食べても問題はなくて、むしろ果肉よりも多くの栄養素が含まれているので、積極的にたべるといいそうなんです。

でも農薬の残留が心配な場合は、よく洗浄するか、無農薬のみかんが安心ですね。重曹やホタテ貝の殻パウダーをとかした水に10分につけておくと、かなり農薬を落とすことができます。

この2つを溶かした水は、アルカリ性になるので、酸性の農薬を落とすことができるのです。

また、白い部分(アルベド)には苦みがありますが、これにも栄養価があるので、いやでなければ一緒に食べると良いです。

肌に使用するときは事前にパッチテストを行うことをおすすめします。腕の内側など、目立たない場所で試し、24時間以内に赤みやかゆみなどの症状が出ないか観察してください。

食用の場合もアレルギーの心配もあるので、最初は少量から始めてみて体調の変化に注意をしてください。

万が一、口やのどの違和感、腹痛、発疹などの症状が現れた場合は、すぐに使用を中止し、必要に応じて医師に相談することが大事です。

まとめ

みかんの皮は、その豊富な栄養価とさまざまな活用法から、捨てるには惜しい食材なんです。

ビタミンC、食物繊維、フラボノイドなどの栄養素は、免疫力の向上、美肌効果、血行促進など、健康効果がいっぱい。

すてていた皮が料理や美容、掃除など、さまざまな場面で活用できるので、なんだかお得感さえ感じます😊

エコでサスティナブルで環境に優しいですしね。

ただし、農薬の残留やアレルギーのリスクには十分注意を払う必要があります。適切な方法で洗浄し、少量から試すなど、安全に配慮しながら活用してみてください。

一つの食材を無駄なく使い切る知恵を活かして、環境に優しい生活を目指していけたらいいですね。

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